厳冬期の寒い早朝に川面から水蒸気が立ち上がる。陸上からの冷たい空気に触れて発生する霧を“けあらし”と言う。タンチョウの冬のねぐらは、そんな氷らない川である。外気よりも暖かく、キツネなどの外敵からも水中の方が襲われにくい安心感があるのだろう・・・。
[撮影地:北海道阿寒郡鶴居村/雪裡川]
野鳥風景写真家(野鳥写真家)・げんき介